わたしの就活話
今日はわたしの就活話をしたいと思います😃
かれこれ8年前。
大阪の公立大学(当時の大阪市立大学。今度合併して名前が変わる。)3年生だった私は、周りの就活生とともに就職活動をスタートした。
学生時代にやったことといえば、
・アルバイト
(セブンイレブンの早朝バイト→3か月でやめた。朝はやいのがきつかった。笑)
(ドラッグストアでの品出しとレジ→2年くらい続けた。職場環境はふつうだったけど、これ以上自分の成長が見込めないなと感じ、やめた。)
(飲食店ホール→ここでのバイトが一番自分にとって大きかった気がする。接客も楽しかったし、成長を感じられた。かなりミスしたし、最初は向いてないと思って大変だったけどw)
・サークル
(サッカーサークルのマネージャー。人手不足で知り合いの先輩から誘われ入った。サッカーはふつうだったけど、とにかく人が良かった。先輩たちがいい人ばかりで、面白い人たちで、惹かれて入った。もっとちゃんと働けばよかったな…。笑)
・卒業研究
村上春樹さんについて論文を書かせていただいた。今読んでも恥ずかしい、何が「研究だ」という内容。笑
真面目なのにそれほど根性もやる気もなかったし、「研究」というのがどういうものか全くわかっていなかった。
文学の研究は、時代背景や作者の生い立ちやら色々調べる必要があるが、私は作者の著書をすべて読むという課題に立ち向かうだけで精一杯で(笑)中身のうすっぺらい卒論を書いて卒業した。教授にはご迷惑をおかけしました。ちなみに教授は芥川の研究をされていた女性。とてもきれいな先生だったなあ。
これくらいしかない。勉強?
勉強なんてほとんど、していない。
今思えば、本当に志のない薄っぺらい学生だったなあ…。
入学当初は英語のクラスも成績順で一番上のクラスだったのに、
サークルにはまってからはすっかりさぼり癖遊び癖がついた。
けど、それまでの人生で「遊ぶ」とか「はめを外す」ということがなかった私にとって、
いろんなところに連れてってもらったり、
大阪のおしゃれなお店でご飯を食べさせてもらったり、
車で遠出したり、
合宿で遠方にいき5日間も仲間と過ごしたりする日々は、
本当に宝物みたいに楽しかった。
と、まあありふれた大学生ライフを送っていた。
かなりワガママで、かなり世間知らずで、友達でいてくれた周りの人たちには感謝しかない。😢
そこで突如始まった就活。
社会のことなんて何もわからない。
なにも興味もなかった。
どんな会社があるのか、業種があるのか、業界のことも、職種のこともなにもわかってなかった。
そんな私が周囲の優秀な同級生の勢いに圧倒され、
「とにかくなんかせな!」と就活を始めた。。。
結論をいえば、
唯一興味をもったのが「広告業界」だった。
その中でも一番興味のあった「百貨店広告」を専門に扱う会社の
最終面接で落ち、
唯一の内定を得ていた「地銀」に入るか悩んでいたところ、
教育実習で教師の仕事に「これだ!!」と感じて、教員採用試験を受け、合格した。
そこから私は民間企業に一度も入社していない。
だから私の話は参考にならないかもしれないけど、まだ興味のある方はお読みください。
*
モノづくりもインフラも、金融も興味がなかった。
というか、「なにしてんのか、イマイチわからん。」てのが本音。
メーカーや商社はなんとなくわかるけど、金融とは・・・?と思っていた。
そんな私がやみくもに会社を受けても、通るはずがない。
そしてやたらと「自己分析」と言われてやるものの、
自分なんてよくわからなかった。
どんなことに興味があり、どんなことが得意なのか。
そのとき分析した私の性格は以下の通り。
・独立心が強い(=いわゆるワガママかもしれんけど)
・自由を愛する(=束縛や指示が嫌い)
・自分が「価値がある」と心底思えることしかできない。
・権威や権力が嫌い。
・人と話す、人と関わることが好き。
・コミュニケーション能力はそこそこある。
・絵やイラストや美しいものが好き。
・体力はない。
・上昇志向ではある。(一応)
・競争きらい
・追い込まれるとダメになる
そして最後が重要。
利益のために動くことができない。
人の役に立つ、人のためになる、
奉仕というか他者貢献のためしか動けない。
これは大きな決め手だったと思う。
そうだよ。
企業ってだいたい、「人にこき使われて指示される」
しかも「利潤追求」が最たる目的。
(もちろん、社会貢献を通じて得る利益が収益だという会社も多いとは思います)
いや、私無理やん。
たぶん利益のために動けないんだよ。
会社のために生きれないんだよ。
上司のためにも生きれない。
「これやって誰か笑顔になるか、誰か役に立つか、誰か感動するか」
これが私のモチベーションだった。
しかもそれを
「私の色が出せるやり方」で実現したかった。
そう思ったときに、それって教師だったんだよね。
当時のわたしにとって…。
ちょっと長くなったので、次回続きをお話しします。