読書録
気が付くとあっという間に時間が過ぎてた。
最近読んだオススメの本を紹介します📖✨
「ニューヨークの24時間」千葉敦子 著
実はこの本は、「日本人はやめる練習」が足りてない
という本の中で紹介されていて気になって、Amazonで取り寄せた本。
1964年生まれの女性ジャーナリストが、せわしない街ニューヨークでの生き方のヒントを綴ったエッセイ。
生き方のヒントというか、その、なんとも「粋」な生き様を綴った本。
「昭和の先駆け的、カッコイイ女の代表」の本、て感じ🎵
まじでカッコイイ。生き様が。
本の中でわたしのシビれた箇所を抜粋します。
「誰も、自分の人生の長さは知りません。
この世に生きている長さ。それを知る人はいないのです。
でも、誰でも、その長さに限りがあることは知っています。
人生が永遠ではないこと、いつかは必ず終わるものであることを知っています。
私たちが時間を気にし、時間を無駄にしたくないと感じるのは、そのためでしょう。
ですから、時間の使い方は、生き方の問題なのです。私たちは、ひとりひとり、その人らしい時間の使い方をすることによって、その人ならではの人生を生きることになります。」
そうして、やりたくもない仕事に就く人を以下のように言ってのけた。
「いずれにしても、自分に納得のゆかない仕事に就いていたり、本来の自分の能力とは関係のない仕事を選んでいる人に、上手な時間の使い方を教えることは誰にもできないと思うのです。
『家族を養わなければならないから』とか『いまの仕事はサラリー(給料)がいいから』といった口実で、自分の本当にやりたいことをやらないでいる人たちは、ものすごい時間のむだ使いをしているわけです。こういう人たちに、ちょこちょこと時間を節約するテクニックなどをお伝えしたところで、何の足しになりましょう。
『限りある人生』という時間の貴重さを認識しない人には、何をいってもむだです。」
ハッキリ言うね~~!!!笑
けど、真理を突いてる。
「でも、そんなに世の中、自分のやり甲斐のある仕事に心血を注げる幸せな人ばかりじゃないよ??」と思って不安になり読み進めると、このように書いてた↓
「もちろん、『夢中になれる仕事』は、狭い意味の職業である必要はありません。
自分を最もよく活かせるものが、『育児』であったり、『奉仕活動』であったり、あるいは『研究』であったりしても、ちっとも構いません。とにかく、自分の人生の中心に、自己を燃焼できるものを据えてからでなければ、時間の使い方について語り合うことはできないのです。」
この文を読んで、本当にシビれた。
心の底から!「あ、これやわ」ってなった。
(「めっちゃええこと言うやん」てなった、というだけです)
自己を燃焼させる…って
かっこよすぎるやろ!!!!