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ピンク好きを自分に許す

正月三が日もおわり。

今年のお正月は例年に増して穏やかだった気がする。

お正月に見た映画こちら2本↓✨

 

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映画「グリーン・ブック」

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映画「アイ・フィール・プリティ」

どちらも素晴らしい映画。新年にもふさわしいと思う✨

 

今日は「アイ・フィール・プリティ」の考察というか、感想を少し。

 

 

この映画を観たのは3回目なんだけど、何度見ても発見があり、何度みてもクスっと笑えて、そして、感動する。勇気をもらえる。

 

主人公は容姿にコンプレックスがあり、自信がなく、自己肯定感も低い。

そんな主人公レネーは、自分の太った体を変えたくて、フィットネスジムへ向かう。

 

そこで奇跡が起き・・・!?

 

 

 

 

 

 

という感じのお話。

 

この作品を観て、共感する女性の多くは「自分に自信のない女性」じゃないかな?と思う。

 

スーパーモデルのような見た目でない限り、いや、そんな美貌にめぐまれたとしても

「外見至上主義」の世の中で、女性は苦しくなることがある。

 

 

小さな時は、違う。全能感と自己肯定感に満ち溢れてる。

自分は素晴らしくて、この世で一番すてきだって信じていられる。

 

でも、その魔法の時間は続かない。

 

 

誰かの、心無い一言だったり

誰かの、厳しい眼差しだったりが

「わたしは素晴らしい」という自信を簡単に打ち砕く。

 

 

たとえば私の場合。

 

小学校の時、クラスで人気のかっこいい男の子に書いたラブレターを、クラスの子たちに回し読みされたこと。

高校生のとき、ポニーテールをしたら「それ似合ってると思ってんの?」と男子に笑われたこと。

 

 

そんなとき、思った。

あー、自分なんて、可愛くもないのに、

分不相応なことをしてバカだったな、って。

 

すごい傷ついた。

自分はかわいい子たちと同じことをしても認めてもらえない。

むしろバカにされる。笑われるんだ。

 

だから、本当は好きでも「ピンク色」を選べなかった。

 

ノートの表紙の色、ペンの色、マフラーの色、

その色にピンクを使うことを許されるのは、「かわいい子だけ」って

 

勝手に頭で決めつけてた。

 

 

鏡に映る自分と、理想の自分が、あまりにもかけ離れていて…。

 

 

 

こうやって、自分から「自信」がなくなると

人と比べて落ち込み、行動できなくなってしまう。

「自分なんて」って思っちゃう。

 

 

でも、本当は違うんだってことを気づかせてくれるのが、この映画。

 

自分のすばらしさを忘れちゃいけないんだな、って。

 

「自分なんて」と言って、ピンクを選べなかった自分。

ごめんね、その時の私、って今は思う。

本当は、ピンクがよかったなら、それを選べばいい。

それは

 

「痩せたら」とか

「目が二重になったら」とか、じゃない。

 

「今」でいい。

 

ピンクを選んで、ピンクが似合う自分に、どんどん近づけばいい。

 

 

 

自信は打ち砕かれて消え去るようなものじゃない。

 

 

 

自分で築くものであり、「気づく」もの。

 

なぜかって、それは

 

「今のまま」の自分がすでにすばらしい存在だから。

 

 

この映画の主人公レネーは

 

見た目が超美人になったと錯覚を起こしたまま

数々の奇跡を経験していく。

 

けど、最後に気付く。

「見た目は何も変わっていなかった!」と。

 

 

変わっていたのはなにか。

「心」だった。

「自分を見る心」「自分を見る自分の目」

「セルフイメージ」とでも言うのかな。

 

 

 

・・・うまく伝えられてる自信がないけど(笑)

 

 

 

日本の女性は、自分に自信のない人が多いんじゃないかなと思う。

 

謙遜の文化というか。

 

謙遜も美しいけれど、「自分なんか」って思うのだけはやめてほしい。

 

「自分だから」できる

「自分だから」似合う服がある

「自分だから」自分を好きでいられる

 

 

 

そんな女性がどんどん増えていくといいな、って。

 

 

 

わたしはいま、自分のことが好きだなと思う。

けれどそれは、誰かと比べて、とかじゃなくて。

周りの女性も素晴らしいし、

自分も素晴らしい、って✨

 

 

すべての女性が、自分にとってときめく服を着て、

ときめく色に囲まれて

自信という、なによりも力強いものを纏って生きていけますように!💖